こんにちは。
時間が空いてしまいましたが・・・
7月5日に宮崎県都城市の現場(鷹尾メモリードホール)が上棟したので、見学へ行ってきました。
構造用LVLを使用することで、木造ですが最大9mのスパンを飛ばした大空間を実現しています。
LVL(Lummber Veneer Laminated)とは、機械で薄くスライスされた単板の繊維方向を全て平行に接着して、積層して作られる、木材加工製品のことです。
9mのスパンを飛ばした箇所には、幅150㎜×梁せい450㎜のLVLが使用されています。
また、接合部には、断面欠損の少ない金物を使用し、耐力が向上するよう考慮されています。
上写真は、屋根にルーフィングを張っているところです。
木造ではなかなか見ることのできない規模の現場でしたので、とても勉強になりました。
これから夏本番、非常に暑い中での作業となりますので、工事関係者の皆様、熱中症などには十分お気を付けください。
2016年7月29日 横田
※7月26日の日刊木材新聞に掲載して頂きましたので、そちらも是非ご覧ください