住吉大社 見学

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こんにちは。

先日大阪へ行く機会があったので、帰りに住吉大社へ行ってきました。

住吉大社は、全国に2,300社ある住吉神社の総本社であり、下関の住吉神社・博多の住吉神社と共に、日本三大住吉の一社でもあります。

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最大傾斜が約48度の反橋(太鼓橋)。

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この橋を渡り、鳥居をくぐって境内へ。

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住吉大社の本殿は全て国宝に指定されており、境内の奥から第一、第二、第三本宮が縦(東西)に並び、第三本宮の向かって右(南)に第四本宮があります。

上写真は第二本宮(左奥)、第三本宮(左手前)と第四本宮(右)を鳥居をくぐったところからみたものです。

各本殿の手前には、切妻造り・平入りの弊殿および渡殿が接続して建っており、境内に入ってまずみえてくるのが、この弊殿です。

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上写真は、第二本宮の本殿の背面です。

住吉大社の本殿は、切妻造り・妻入り、屋根は反りがなく直線的で千木と鰹木がのっており、内部は2室に区切られています。

屋根は桧皮葺で、柱などの軸部と垂木、破風板は朱塗り、壁を白(糊粉)塗りとしています。

鰹木の数は、4つの本殿全てに5本ありますが、千木は男神である住吉三神を祀る第一本宮・第二本宮・第三本宮は外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)、女神である神功皇后を祀る第四本宮は内削ぎ(水平に削る)となっています。

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上写真(第二本宮)では5本の鰹木と、千木が外削ぎとなっているのがわかります。

時間が限られており境内すべてを見学することができなかったので、また機会があれば行ってみたいと思います。

2015年3月11日 横田

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