2月から工事中の老人福祉施設の、エントランスピロティと厨房の増築工事が完成に近づいてきました。
厨房ということもあって、厨房機器や給排水設備、空調換気設備などの設備工事が多い工事となっています。
増築工事は既存の建物に合わせないといけないので、設計段階で既存建物を正確に調査する必要があります。
その調査結果を元に構造的に問題ないか、電気容量は足りているか、スプリンクラー設備の水量は問題ないか等を検証して計画を進めていきます。
下記の写真は防火上主要な間仕切り壁です。
万が一火災が発生した場合、隣の室に延焼するのを防ぐため天井裏まで防火構造の壁で施工されています。
工期は残りわずかですが無事お引き渡しができるよう、最後まで気を引き締めて監理をしていきます。
馬場