こんにちは 所長の馬場です。
今回は少し勉強で、LED照明についてです。
LED照明は白熱灯や蛍光灯に比べて電気代が安いということは、ほとんどの方がご存知だと思います。
ではなぜ電気代が安いのでしょうか?
白熱灯や蛍光灯は手を近づけてみるとわかりますが、光と一緒にかなりの熱を出しています。
つまり電力エネルギーが光と熱に変換されているということです。
白熱灯にいたっては、触ると火傷するくらい熱いです。
それだけの電力が光にではなく、無駄に熱に変換されているということですね。
一方LED照明はほとんど熱を出してなく、触っても熱くありません。
電力を効率よく光に変換できているから、ほとんど熱を発していないのです。
※LED照明に内蔵されているチップは熱を発しています。
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例えば、電力が100あったとすると
白熱灯は20を光に、あと80を熱に変換しています。100の電力で20の光しか出せないわけです。
LED照明では、電力のほとんどを効率よく光に変換できるので、
20の光を出すのに、25くらいの電力でいいわけです。
※数値に関しては例えであって、イメージです。
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このような仕組みでLED照明は同じ明るさの光を出すのに少ない電力で済みます。結果電気代が安くなります。
厳密にはこれだけではなく色々な要素があるのですが、白熱灯や蛍光灯に比べて電気代が安く済むのは、大方このような仕組みです。
ただ単にLED照明は電気代が安いというだけでなく、理由・仕組みを知ることも大事ですね!